神大教授が特別講義 二宮高校で「生きた英語」指導
石黒教授の講義を受ける生徒たち
県立二宮高校（三橋史朗校長・生徒数８３５人）で９月27日、神奈川大学外国語学部英語英文学科の石黒敏明教授が特別講義を行った。習熟度に応じた、１年生の発展クラスと標準クラスの英語の授業を担当。普段耳にするカタカナ英語の英語での正しい表現と意味の違い、発音などについて講義した。腹式呼吸による発声レッスンも指導し、「英語の習得には自分を英語の世界にどっぷり漬からせ、生きた英語をよく聞き、よく読むことが必要」と生徒たちへ伝えた。
高校の新学習指導要領は来年度から「英語の授業は英語で行うことを基本とする」と盛り込んでいる。石黒教授の講義には二宮高校の教諭のほか、他校の教諭も指導の参考にしようと見学に訪れた。
特別講義は同大学が実施している高校との連携事業の一環。出張講義の講師派遣や大学の授業見学などを展開し、高校生の視野を広げて高校と大学教育の活性化を図るのがねらい。
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