独自キャラが校内に活気 大磯小・猪モチーフの「磯ボー」
大磯小学校の児童が考案した独自のキャラクター「磯ボー」が校内を活気づけている。
9月26日、毎月末に児童会が翌月の生活目標を発表する全校集会で児童扮する磯ボーが登場。ヒーロー役として、寸劇で悪役・ワルゴと対決した。「スポーツの秋だから廊下で走り回ってもいいだろ」というワルゴを、学校の安全を守るべく飛び道具で見事退治。児童たちから大きな歓声と笑い声が巻き起こった演劇を踏まえ、児童会から10月の目標「スポーツの秋 元気で遊ぼう 外遊び」が発表された。
昨年、よりよい学校づくりを目指し各委員の児童たちが話し合う代表委員会で、マスコットキャラクターの創設が提案された。その後、全校児童からアイデアを募った結果、大磯とイノシシの子ども・ウリ坊を組み合わせた「磯ボー」に決定した。
磯ボーは今年の春から始動し、同校で毎朝実施するあいさつ運動に休まず登場。1年生から6年生までの全26クラスが1週間ごとに持ち回りで行う玄関でのあいさつでは、手作りの被り物を順番に着用し、大きな声で児童たちを出迎える。登校した児童たちが真っ先に磯ボーに駆け寄るなど、人気は絶大。鈴木敦子校長は、「磯ボーはみんなに元気を与える存在」と評し、同校では朝から子どもたちの笑顔が溢れている。
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