中井・宮原自治会で燻製教室 地域交流目的に毎月催し
中井町宮原自治会では毎月1回、自治会館を開放し、地域の人々が集まり楽しむ「みんなの広場」を開催している。会場では、将棋や囲碁、ダーツなどを楽しむほか、そば打ち教室などを開いて交流を深めている。
約20人が集まった今月6日には、燻製教室と非常食の調理・試食を行った。専用のダンボールにスモークチップを入れ、ウインナー・かまぼこ・殻つきエビなどを燻製。約1時間かけてできあがったものを口にした参加者らは、「独特の香りでおいしい」と笑顔で燻製を頬張っていた。また、賞味期限が迫った非常食を試食。中には、宇宙食用の野菜シチューも用意され、「緊急時に簡単に調理でき、味もしっかりしている」と好評だった。
1人暮らしの高齢者の外部交流、世代の垣根を超えた付き合いを目的に、「みんなの広場」は2年半前にスタート。かつては自宅に閉じこもっていたという女性は、「みんなと会うことで元気になれた」と話す。現在は60代以上の参加者が中心だが、「内容を充実させ若い人にももっと来てほしい。ここでの交流が、災害時の助け合いにもつながります」(佐藤徳喜自治会長)。
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