小中6人に中井町長賞 読書標語・ポスター
11月3日を「中井町読書の日」に定めている同町で、読書活動推進標語・ポスターコンクールの表彰式が3日に行われた。町内の未就学児と小中学生、大人から今年は標語163点・ポスター84点の応募があった。標語・中学校部門の戸村愛さん(中井中3年)をはじめ小中学生6人が町長賞を受賞。各賞の入選者が農村環境改善センターに集まり、尾上信一町長らから賞状を受け取った。柳萬秀雄教育長は「本を読んでほしいという気持ちを込めた作品が多かった」と講評した。
ポスター・小学校高学年部門町長賞に選ばれた石渡瑛莉香さん(井ノ口小4年)は『かいけつゾロリ』などの大好きな本と、キャッチコピー「本は心の貯金」を作品に描いた。弟の瑛登くん(井ノ口幼稚園年少)もポスター・小学校低学年以下で議長賞。家族で町の図書室や二宮町図書館などへ行って本を借り、寝る前の読み聞かせが日課になっているという。
同センターでは3日と4日に町民文化祭も開催された。盆栽や書、パンフラワーなど多彩な作品の展示と舞踊同好会などによる芸能発表があった。文房具のふせんをスポーツ選手のシルエットに精巧に切り抜いた「ふせんアート」が見学者の注目を集めていた。
また、短歌・俳句大会では短歌・一般の部で石黒弘さんの作品「人よりも携帯ラジオ友にしていつも一人で畑にいる老」が町長賞に選ばれた。
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