雪国の生活を体験 中井町児童が山形で交流
中井町の小学6年生10人が1月26日から28日まで山形県最上郡戸沢村に滞在し、雪国生活を体験しながら同村の児童らと交流を深めた。
新幹線で到着した一行は公民館で歓迎セレモニーに出席。吹雪のなか、戸沢小学校の校庭に築かれた雪山で遊んだり、スノーモービルに乗ったりして豪雪地帯の自然を肌で感じた。また、模造紙に「中学でたくさん友だちをつくりたい」「アメリカに留学できますように」などと願い事を寄せ書きし、その紙で作った巨大な風船を打ち上げた。
翌日は最上町の赤倉スキー場でスキーとスノーボード教室に参加。ほとんどの中井っ子がスキーをするのは初めてだったが、すぐに上達し、冬のアウトドアスポーツに親しんだ。最終日は戸沢藩の要所として栄えた舟番所から炬燵(こたつ)のある舟に乗り、最上川の舟下りを体験。水墨画のような冬景色を堪能した。
戸沢村訪問は、地域の生活文化や自然、産業などを知るために同村と中井町が22年間続けている青少年ふれあい交流事業。昨夏は戸沢の小学生9人が中井でホームステイなどを行っており、中井っ子と戸沢っ子は半年ぶりの再会を喜んだ。
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