平塚市、大磯・二宮町 風疹ワクチン 助成始まる
平塚保健所管内罹患者数は3人
平塚市と大磯・二宮町は5月1日から、風疹の予防接種費用の一部助成を始めた。実施期間は2014年3月31日まで。
助成額は3自治体とも、麻疹・風疹の混合(MR)ワクチンが5千円、風疹単体ワクチンが3千円。平塚市健康課によると、接種費用は助成によって通常の半額程度で済むという。
妊娠の予定や希望がある女性と、妊娠女性の配偶者が対象で、年齢制限は設けない。風疹の予防接種歴と罹患歴がある人、すでに妊娠している女性は不可。平塚市の対象者は1695人、大磯町は360人、二宮町は300人と想定している。
予防接種を希望する際は、健康保険証、配偶者は出産予定の子どもの母子手帳を医療機関に持参する。受診可能な医療機関は、各自治体のホームページで確認できる。
県は、4月16日に「風しん非常事態宣言」を出すなど流行の拡大が懸念される中、自治体関係者は「助成を活用し、積極的に予防接種を受けてほしい」と呼びかけている。
県衛生研究所によると、平塚保健所管内の風疹罹患数は4月21日現在で3人。県内全体では662人だった。
問い合わせは、平塚市健康課【電話】0463・55・2111/大磯町スポーツ健康課【電話】0463・61・4100/二宮町子ども育成課【電話】0463・71・3311。
|
|
|
|
|
|