緊急時にヘリポートとして利用される二宮の町民運動場では、着陸訓練を実施
神奈川県と相模川以西の平塚市、小田原市、大磯町、二宮町、湯河原町、真鶴町が７月13日、合同で津波対策訓練を実施した。
大規模地震が発生した際、相模湾沿岸でも津波の恐れがある。そこで、海浜利用者をスムーズに避難させ、支援物資等を滞りなく運搬するため、関係各機関の連携体制を確認することを目的に行われ、県、市町職員のほか、消防、警察、自衛隊も参加した。
大磯町では、大磯海水浴場で防災無線を使った津波情報の伝達訓練を実施。海水浴客に「高台に避難してください」と呼びかけ、誘導経路を確認した。
二宮町では、梅沢海岸で津波の情報伝達訓練が行われたほか、緊急時にヘリポートとして利用される町民運動場では、自衛隊ヘリコプターによる支援物資の配布など着陸訓練も行われた。同町職員は「関係機関同士の顔合わせなども含め、有事を想定した訓練は非常に大切」と話した。
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