大磯町役場本庁舎で11月10日、同町の2014年度事業に関する行政評価が一般公開で開催された。
今年で4回目となる行政評価。昨年から公募による町民も参加しており、学識経験者とともに町の事業を審査する。
評価はAからDの4段階で行われ、結果は2014年度の予算編成で参考資料とされる。
今回は6つの事業が対象で、担当課からの説明と質疑応答で詳細な内容を聞き取り、評価を下した。
評価対象事業のうち、海水浴場振興、照ヶ崎プール管理運営、地球温暖化対策、学校図書館運営の4事業が「抜本的見直し」のC評価となった。
来年が開設130周年となる海水浴場の運営については、「多額の経費がかかっているが、支出のみで収入が得られていない」「浜辺でのヨガや迷路を作る事業が出ているが、町外への積極的な広報が必要なのでは」などの意見があがった。
世代間交流センターさざんか荘運営については「高齢者の利用に偏っており『世代間交流』という事業内容にシフトするため、施設のありかたを考え直してみては」との意見で「休・廃止」のD評価。妊婦健康診査は「改善・継続」のB評価だった。6事業のうち5つで見直しや休・廃止と判断される厳しい内容だったが、各課は今回の評価を参考に、来年度事業を検討していくという。
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