「言葉の達人」が講演 国府小で140周年事業
大磯町立国府中学校で12月23日、同校の創立140周年記念行事として詩人のアーサー・ビナード氏による講演会が行われた。
この日は児童のほか地域の保護者など200人以上が参加。会場となった体育館では、講演前に児童らによる合唱や弦楽器の発表も行われた。
日本語での詩作で多数の受賞歴を持ち、ラジオやテレビの番組にも出演する「言葉の達人」として幅広く活動するビナード氏は、流暢な日本語で「同じ物事でも立場を変えて見てみると『本当はどうなのか』が見えてくる。英語や日本語といった言葉も、世界を見るレンズになる」と話し、自身が翻訳に携わった絵本なども紹介しながら「命」や「言葉」について講演した。
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