「立派な社会の一員に」 3町の新成人が決意
「成人の日」より1日早い1月12日、中井町成人のつどいが農村環境改善センターで開催された。大人の仲間入りをした若者79人が祝賀を受けた。
新成人を代表して小澤竜平さんと津坂萌悦子さんが「はたちの声」を発表。ボウリング場のアルバイトを通して労働の意義を知ったという学生の小澤さんは「立派な社会の一員となるために、勉学に励み、視野を広げたい」と抱負を話した。津坂さんは語学を活かして日本の良さを世界に知ってもらう仕事に就きたいと夢を語り、「これまで支えてくれた全ての人に恩返しができるよう努力する」と決意を述べた。
13日には大磯町と二宮町で成人式があり、町長や恩師らが新成人に祝いのメッセージを送った。
大磯プリンスホテルで行われた大磯町の新成人記念のつどいでは小中学校時代のスライドが上映され、参加者たちが近況報告などをして旧交を温めた。実行委員長を務めた黒江雅成さんは「これからの人生には様々な困難もあるだろう。そんな時は友人という宝と故郷である大磯を思い出そう」と同級生に呼びかけた。
二宮町の成人祝賀会では新成人代表が両親と恩師らへ感謝を述べ、「大切な人を守っていく立場になった。自覚を持ち、大人らしい振る舞いをしたい」と話した。母親2人が壇上で我が子への手紙を朗読する企画もあり、「自分を精一杯活かし、光の道を歩んでほしい」などと言葉を寄せた。
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