湘 南ベルマーレ 初の栄冠 リーグ圧倒 次節ホームゲームで凱旋表彰式
Jリーグ史上最速のJ1昇格を決めていた湘南ベルマーレが11日、味の素スタジアムで行われたJ2第36節で東京ヴェルディと対戦。0対0のスコアレスドローで勝ち点を89とし、6試合を残してリーグ初優勝を決めた。
曺貴裁監督が「過去最強の湘南」を目指したチームは、開幕から白星を重ねて第3節で首位に浮上すると、14連勝でJリーグ記録を更新。首位の座を一度も譲らず圧倒的な強さを示してリーグを制した。19日のホームゲーム(長崎戦)で表彰式も行われシャーレが贈呈される。
ハーフタイム中に曺監督から「引き分けではダメだ」と檄を飛ばされ迎えた後半。勝って優勝を決めたい湘南は、ハイプレスから素早く攻撃に転じる『湘南スタイル』で意地を見せる。終了間際には、途中出場の岡田が決定的シーンを作り出すもネットは揺らせず、試合終了のホイッスルを聞いた。
試合後、キャプテンの永木亮太選手は、「勝って優勝したかった。他の選手もスッキリしない顔をしていて、うちのチームは結果だけでなく、試合のプロセスや内容を求めていることがあらためて分かった」と振り返った。
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