大磯町消防本部は、海難事故によって多数の傷病者が同時に出た際に迅速で的確な対応をとれるよう、総合訓練を大磯港で6月23日に行った。近隣の平塚市と二宮町、寒川町の各消防本部、海上保安庁、大磯警察署、東海大学大磯病院、大磯町漁業協同組合などの関係機関・団体が参加した。
訓練は、出港船と入港船が衝突、乗客数名が海に投げ出され、船舶内の乗客と船長ら約30人が負傷したことを想定。現場に指揮本部を設置し、事故状況の把握と情報整理を行った。
参加者は役割に応じて要救護者の救出・救助、傷病の程度と緊急性から治療と搬送の優先順位を決めるトリアージ、応急処置、二次災害の防止など一連の行動について確認。関係機関との連携強化を図った。
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