本格的な海水浴シーズンを前にした14日、大磯町の北浜海岸で水難事故の発生に備えて合同訓練があった。大磯消防署と監視所が活動能力と連携の強化を目的に実施。消防署の水難救助隊と救急隊、監視活動にあたっているライフセーバーなど約30人が参加した。
訓練は、海水浴客1人が沖に流され、助けに向かった別のもう1人が途中で溺れているのを監視員が発見した場合を想定。監視所から119番へ通報、浜に引き上げられた要救護者にライフセーバーが心肺蘇生の応急処置を行い、到着した救急隊へ引き継ぐまでの行動を訓練した。
消防署長は講評で「ライフセーバーの初期行動は進歩している。命のリレーがうまくいくために最初の119番通報は現場を的確に伝えることが重要」と述べた。また、「海面監視だけでなく、熱中症にも気を配ってほしい」と訴えた。
この日は波が高かったため、海中での救助訓練は中止になった。
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