老朽化に伴う校舎の建替えが進む聖ステパノ学園の小学3年生が先月24日、現場作業にあたる大工とのふれあい授業を行った。
働く大人を調べる社会の授業に、工事を請け負う菅家工務店(平塚市、菅家芳助社長)が協力した。児童は柱や基礎がむき出しの校舎を興味深そうに見て回ると、「なんで大工になったのですか」「木はどこから運んでくるの」「屋根に登っていて怖くないの」など、大工の仕事について熱心に質問していた。
給食後は、鳥の巣箱と椅子作りに挑戦。金づちを使い、リズミカルなくぎ打ちの音を響かせながら作品を完成させた。畠山大夢(ひろむ)君は「将来は大工になって、自分の建てた家でみんなに笑顔になってもらいたい」と話していた。
新校舎は延べ床面積720平方メートルの総木造。小学1年生から中学3年生の各教室や職員の更衣室、面接室、保健室などを設ける。完成は来年3月を予定している。
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