大磯町は「いのち」と「こころ」を基本理念とする教育大綱を11月25日に策定した。新しい時代を心豊かに生きる人づくりを目指す。自らの可能性を広げる基盤となる「知力」、新しい時代をたくましく生き、心身の健康を築くための「体力」、思いやりや優しさを育む「共感力」の3つの力を基本目標に示した。
これら基本目標の実現に向けた取組みとして、子育て・幼児教育・学校教育・生涯学習・教育環境整備における5つの基本方針を設定。「安心して子どもを産み、地域全体が協働し、子どもが笑顔で成長できる環境づくり」「人と人との関わりの中で、確かな学力・健やかな体・豊かな心をはぐくむ学校教育」「生涯にわたって、ともに学び、自らを高め、更に学びを地域に活かす生涯学習」などを掲げている。
教育大綱は、地域の実情に応じて教育や学術、文化の振興に関する総合的な施策を推進していく上で基本方針となるもの。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正にともない、今年4月1日から地方公共団体の長に教育大綱を策定することが義務付けられた。
教育大綱策定のため、同町では中崎久雄町長と藤家崇教育長、教育委員で構成する総合教育会議を5月から開催。4回目の最終協議で策定された。今後は大綱に沿って町長と教育委員会が所管事務を行う。
教育大綱の対象期間は町長の任期に合わせた2018年12月14日まで。
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