二宮駅の発車メロディー変更を祝ってテープカットをする村田町長（写真左から４番目）と来賓、関係者
ＪＲ二宮駅の発車メロディーが９日に唱歌『朧月夜』に変更され、お披露目の記念式典が同駅改札前の自由通路であった。菜の花と同系色の鮮やかなスーツを着た村田邦子町長は「（メロディー変更では）関係各位の尽力に感謝している。菜の花で町外から訪れてもらい、二宮町を知ってもらうきっかけになれば」とあいさつ。来賓らとともにテープカットを行った。
早咲きで知られる吾妻山公園の菜の花の開花に合わせ、この日から「菜の花ウォッチング」と称する関連イベントがスタート。式典では二宮演奏家協会のバイオリニストや声楽家による『朧月夜』の生演奏が披露され、多くの観光客と鉄道ファンも集まった。
新しいメロディーは４月10日までの期間限定。上下線ホームで異なるアレンジの音が流れる。同駅を管理する国府津駅の相馬孝駅長は「地元の人に愛され、安心して利用してもらえる駅づくりをしたい」と話す。
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