内閣府は3月18日、2015年度補正予算に1千億億円を計上していた「地方創生加速化交付金」について、中井町と二宮町の提案事業を採択した。
食とスポーツ交流拠点整備
中井町は特産品などの新たなブランド開発とスポーツ振興を柱とした「首都圏から1時間足らずの田舎まち。里都(さと)まちなかい魅力創生プロジェクト」に約7630万円の交付を受ける。今年度中に中井中央公園に拠点となる施設を整備する。
施設には、特産品を扱う交流カフェや総合スポーツクラブとしての機能を持たせ、「食とスポーツ」を通したシティプロモーションにつなげる。町企画課によると、地域の特性に合わせた「里都まちブランド」の開発に向け、町民や企業、大学との協働を検討していくという。
同町に関連する交付金は他に、県と2市8町による「未病の戦略的エリア『未病いやしの里』構築事業」1億7379万円▽1市5町による「あしがらローカルブランディング推進事業」約3668万円。
地域再生で定住を促進
二宮町は、「安心して住み続けられる地域再生事業」に約3千万円が交付された。
東京大学二宮果樹園と国立小児病院の跡地利用を軸にした公共施設の再配置に着手し、統廃合も含めた施設総量の縮減とサービスの向上を目指す。少子高齢化が進む百合が丘の一色小学校区では、官民共同による活性化のモデル事業を推進。学校区単位での取り組みに広げていくとしている。
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