二宮町の生涯学習センターラディアンで14日、「おじいちゃん・おばあちゃん大学」が開かれた。同町の高齢者約420人が「入学」し、交通安全と振り込め詐欺被害の防止について学んだ。
社会奉仕団体の二宮ライオンズクラブ(竹原成実会長)が設立時から主催している事業で、今年で48回目。医療や介護予防などシニアに役立つ事柄をテーマに専門家を招き、講義をしてもらう。
今回は大磯警察署の交通課長と生活安全課長が講師として登場。同署管内では運転免許保有者の4人に1人が65歳以上であり、県全体と比較して高齢ドライバーの割合が高いことなどを説明。自動車運転時や歩行中の注意点をあげ、「夜間の外出には反射材を活用してほしい。交通事故に遭わないで100歳まで長生きしてください」と話した。
冗談も交えた講義を学生たちは熱心に傾聴。「電話でお金の話が出たらまず疑う」「大事な話は直接顔を見てする」といった、振り込め詐欺に騙されないための呼び掛けにうなずいた。
講義後のお楽しみ会では歌謡ショーがあり、受講の記念品として同クラブから反射材などが配られた。
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