二宮町は、住民と行政が町の課題について対話する「まちづくり移動町長室」を18日に開いた。午前は二宮中学校体育館で地域包括ケアシステムをテーマに開催。午後の一色小学校体育館では町民と県・町議会議員ら約30人が参加し、まちづくり全般を話し合った。
村田邦子町長が町財政や人口ビジョン、総合計画に基づく施策などを説明。公共施設の再配置では新しい施設を建てず、総面積を削減する方針を述べた。
午後の集まりでは参加者から小中学校の統廃合に関する質問があり、府川陽一教育長が返答。町内の児童・生徒数が年に約50〜60人ずつ減少している傾向を踏まえ、教育委員会が小中一貫教育の研究に取り組んでいることを話した。
将来的に小中一貫校2校を構想し、「学区の線引きなど課題があり、保護者や地域住民の意見を聞く期間も必要となる。町の計画とすり合わせ、様々なプランを提示したい」と語った。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|