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病院運営の「屋台骨」学ぶ 高校生がホスピスボランティア

教育

公開:2016年8月5日

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歌のオリエンテーションに参加する生徒
歌のオリエンテーションに参加する生徒

 中井町の独立型ホスピス「日野原記念ピースハウス病院」で7月下旬から8月上旬にかけて、高校生が夏休みを利用したボランティア体験を行っている。

 同院では、1993年の開院当初から高校生のボランティア実習に協力している。今年は秦野曽屋高校(秦野市)、伊志田高校(伊勢原市)、麻布高校(東京都港区)から計14人の学生を受け入れている。

 秦野曽屋高校2年の伊藤澪さん、山田未来さん、今野美雨さんは、7月28日から30日に病院を訪問。ボランティアスタッフから指導を受けながら、院内清掃や病室などに飾る花の摘み取り、入院患者と行う歌や折り紙といったオリエンテーションへの参加を通して奉仕活動を学んだ。

 伊藤さんは「やることがたくさんあって大変だったけれど、病室のお花を交換したときに患者さんから『ありがとう』と声をかけてもらえて嬉しかった」といい、「社会や人との関わりを学ぶ貴重な経験になった」と振り返った。同院のボランティアコーディネーターを務める志村靖雄さんは「若い子たちが手伝ってくれることで、患者さんも喜ぶはず。学生には将来の進路を決めるきっかけにしてもらいたい」と話した。

 同院はがん患者などに緩和ケアを提供する日本初の独立型ホスピスとして、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明氏が設立。経営難などを理由に昨年3月で休止していたが、今年4月に再開した。医師や看護師などの他に、約70人のボランティアが無償で病院運営をサポートしている。

 ボランティア希望者は養成講座を受講後、週1回程度のペースで働く。講座は9月から開講。非常勤のハウスキーパー職員も募集している。時給制で週3〜4日程度。問い合わせは同院【電話】0465・81・8900。【URL】www.peacehouse.jp
 

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