二宮町町民センターで先月25日、男女共同参画フォーラムが開かれ、10代から中高年まで約40人が集まった。若い世代が考える社会や地域活動での男女の協力について意見交換を行った。
二宮高校の生徒会役員たちは、家庭総合の授業や全校で実施した意識調査の結果を報告。「将来、育児休業があれば取りたい」と答えた生徒が男女とも多数いたことや、文化祭や部活動で男女が協力し合っている様子などを伝えた。
青少年ボランティア団体シニアリーダーズクラブに所属する男子高校生や子育て中の町職員による発表もあった。社会人2年の男性は、二つの職場で感じた仕事環境や女性社員の働き方の違い、ライフワークバランスの視点を持った自己実現などについて語った。
参加者からは「今の若者は教育の中で男女の差をあまり意識していないことが分かった」「男性も家事をするのは家族として当たり前の考えになりつつある」などと意見が出た。
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