二宮町の新しい特産品として普及を目指すオリーブ茶の摘み取り作業が1日と2日、障害者就労継続支援事業所カンナカンナで行われた。
オリーブオイルを自家生産している町内のユニバーサル農場で春先に剪定し、3カ月間乾燥させた枝から、同事業所の利用者と職員、ボランティアなどが丁寧に葉を摘み取った。2日間で約60kgの茶葉を収穫。静岡県の製茶場で加工した後、8月上旬ごろに販売される予定だ。
二宮産オリーブ茶は健康茶として今年3月から売り出しを開始。商品化第1号では、川匂地区でオリーブを栽培しているまつき農園が約100kgの葉を出荷し、3700袋が作られた。駅前町民会館内の「にの屋」と二宮駅南口の田邊直売所で取り扱っている。
地場産オリーブの6次産業化を支援する町商工会の渡辺事務局長は「農業と福祉の連携による地域経済の活性化につなげ、粉末にした茶葉を使ったクッキーやケーキなどの関連商品を増やしていきたい」と話す。
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