アフリカのエリトリア国から星槎グループの運営する学校に留学している学生3人が18日、大磯町の国府小学校で児童と交流した。
来校したのは、今年1月から星槎国際高校=国府本郷=に通うデジェン・テスファレム・ウェルドゥさん(18)とアヌール・モハメド・アタさん(17)、9月に星槎道都大学=北海道=に留学したばかりのケセテ・ハブテション・ベルハネさん(19)。2020年の東京五輪に向けて同国と事前キャンプの協定を結ぶ大磯町が、地元の子どもたちと交流してもらおうと初めて実施した。
3人は、放課後子ども教室を利用する児童に母国語のティグリニャ語によるあいさつを行ったり、鬼ごっこをしたりしてふれあいを楽しんだ。3人が陸上競技の中距離選手として東京五輪代表を目指していることを知った児童は「速く走るためにはどうすればいいの」「どんな練習をしているの」などと質問を投げかけた。
アヌールさんは「大磯の子どもは元気でかわいい」と交流を満喫した様子。将来の夢を聞かれたデジェンさんは「オリンピックに出るために頑張りたい」と笑顔を見せた。3年生の女子児童は「3人とも足が速くて優しかった。オリンピックではエリトリアの選手を応援したい」と話していた。
同国の事前キャンプに向けては、小田原、大磯、箱根の1市2町、県、星槎グループが協定を結んで受け入れを表明している。
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