節分の3日に各地の神社で豆まきが行われ、1年の福を求めて多くの参拝者が詰めかけた。
川勾神社=二宮町=で追儺(ついな)の神事などが行われ、土曜日とあって大勢の子どもたちも儀式を見学した。
災いをもたらそうと現れた赤鬼と青鬼を「汝らのおわす所にあらず」と陰陽師が説き伏せ、村田邦子町長や神職らが豆をまいて鬼を退散させた。直垂(ひたたれ)姿の射手が弓を引き、鬼の面を描いた東西2枚の板をみごとに射落とすと、参拝者らが大きな歓声をあげて拍手を送った。
六所神社=大磯町=の節分祭では、中崎久雄大磯町長や池田東一郎県議会議員ら来賓が境内の神楽殿に立ち、「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて袋に入った豆を空高く投げた。
豆には賞品と交換できる番号が書かれてあり、参拝者は我先にと両手を伸ばして頭上を舞う豆を取り合った。国府新宿に住む75歳の男性は「今年は初めて豆を取れた」と笑顔。最前列に陣取って両手いっぱいの豆をつかんだ子どもたちは、菓子などと交換してもらい満面の笑みを浮かべていた。
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