スポーツイベント「チャレンジデー2018」が、5月30日に全国121の参加自治体で一斉に行われた。初参加の大磯町は対戦相手に選ばれた沖縄県石垣市と15分以上の運動をした住民の参加率を競い合い、参加率32・2%で敗れた。
チャレンジデーは、運動の習慣化などを目的にカナダで発祥。日本では笹川スポーツ財団の主催で1993年から開催されている。58市1区49町13村がエントリーした今年は、全国で約330万人が参加して運動やスポーツに汗を流した。
大磯町と対戦した石垣市は4回目の出場。人口約4万9千人のうち過去2番目に多い46・1%の市民が参加し、大磯の参加率を上回った。近隣では松田町が参加率75・2%で対戦自治体に勝利し、秦野市(同46・4%)や大井町(同46・8%)が敗退している。敗れた自治体は庁舎に対戦相手の旗を1週間掲揚するルールがあり、大磯町役場にも翌31日から石垣市の市旗が翻った。
元日本代表も協力
初参加の大磯町は、実行委員会が19のプログラムを用意して当日に臨んだ。大磯小学校の体育館で開かれた小学生ミニバスケットボール教室では、アトランタ五輪にも出場した元女子バスケットボール日本代表の岩屋睦子さんが31人の子どもたちを指導した。岩屋さんはドリブルやシュートの練習方法、体幹の大切さなどを説明し「いま基礎をしっかりやっておくことが、今後絶対に役立つ」と子どもらに語りかけた。
対戦を終え、大磯町スポーツ健康課は「残念ながら敗れてしまったが、1万人を超える人に参加して頂いたことに感謝している。イベント参加をきっかけに健康増進や運動の習慣化につなげていきたい」と話している。
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