時間内に釣り上げた白キスの体長を競う「第69回大磯白キス投釣大会」が、6月10日に大磯こゆるぎ海岸で開催され、町内外から113人が参加して釣果を競った。
同大会は大磯町観光協会が主催。1949年に日本で初めて開かれた白キスの投釣大会として、例年多くの釣り人が参加している。
今年は台風接近の影響で不安定な天候となり、参加者は少なめ。海水温も低く、白キスが生息する底層が荒れていたためか釣果はいまひとつだった。それでも11歳から80歳代の参加者が白キスを釣り上げ、その日一番の大きさの獲物に期待を込めて計測に挑んだ。
安部さんが初優勝
優勝したのは20・1cmを釣り上げた茅ヶ崎市在住の安部学さん(48)。大倉祥子観光協会長から優勝トロフィーと副賞の釣竿などを贈られた安部さんは「6回目の参加で入賞は初めて。今日はメゴチと白キスが1匹ずつしか釣れなかったので、優勝できたのはラッキーでした。家で待っている妻に報告したい」と喜びを語った。他にも2位から30位までの入賞者、女性と小学生の1位などに協賛企業・団体から賞品が贈られた。
姿の美しさから「海の女王」とも呼ばれる白キス。大会の審査員を務めた大磯釣り保存会によれば「淡泊でクセのない白身。刺身や天ぷらがおすすめ」という。シーズンは11月頃まで。
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