二宮町一色の畑で6月8日に農業体験学習があり、一色小学校の4年生34人が玉ねぎを収穫した。地域の小学生に農業への興味や関心を育んでもらおうと、町園芸協会(内藤雅文会長)が実施している取り組み。
児童は昨年11月、3年生のときの農業体験学習でみかんの収穫としいたけ栽培の見学、玉ねぎの苗植えを行った。その玉ねぎが大きく育ち、子どもたちは「カレーや味噌汁、サラダ、オニオンリングのフライにして食べたい」「玉ねぎのドレッシングが好き」などと口にしながら収穫の喜びを味わった。
質問タイムでは「玉ねぎを使う料理は何がおいしいですか」「品種はどのくらいありますか」「どうすればいい玉ねぎができますか」などと次々に手を挙げて質問した。内藤会長が、玉ねぎの栽培には種をまいて苗を育てる方法と球根を植えて栽培する方法があることや成長の仕方について説明。「有機物をたくさん含む土で育てると、丈夫でおいしい玉ねぎができます」と話し、「いろいろな料理に使えて、生のまま刻んでかつお節と醤油をかけて食べるのもおいしい」とすすめた。
玉ねぎは4年生が各家庭に持ち帰ったほか、学校の調理実習で使う予定だという。
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