二宮町の課題について町民と行政が共に考え、話し合う集会「まちづくり移動町長室」が、6月10日と16日に町内4会場で開かれた。
町側から村田邦子町長や府川陽一教育長などが出席。人口ビジョンをふまえた町の総合戦略や施策、ラディアン周辺への移転の方針が固まった役場庁舎のあり方に関する町の考えなどを説明した。
16日午後に山西小学校体育館で行われた移動町長室には約40人が参加。図書館サービスや下水道事業、スーパー西友前交差点の改良工事ほか多岐にわたる質問が出た。
「高齢者が行きやすいよう『地域の通いの場』を町の中心に置き、コミュニティバスを走らせては」といった意見も。町長が代々務めていた観光協会の会長が民間人に替わったことについて、村田町長は「民間の活力を生かして町をさらにPRし、移住・定住に結び付けていきたい」と述べた。
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