アフリカのエリトリア国と南アジアのブータン王国の料理を作るクッキング教室が7月1日に大磯町保健センターで開かれ、親子など37人が異国の郷土料理に挑戦した。
大磯町は、この2国と2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた事前キャンプで協定を結んでいる町の一つ。オリンピックを前に食による相互理解を深めようと、大磯町や星槎グループなどでつくるSKYプロジェクトが両国の郷土料理を日本の一般家庭でも再現できるようなレシピ開発を企画し、大磯町食生活改善推進団体(加藤澄江会長)の協力で進めていた。レシピは星槎国際高等学校湘南に通う両国の留学生の意見も取り入れながら、今年5月に完成した。
2国の味に舌鼓
クッキング教室では、エリトリアのカレー風味野菜の煮込み「アリチャ」やブータンの豚肉の煮込み「パクシャ・パ」などの郷土料理に挑戦。子どもたちも慣れない手つきで調理器具を操り、保護者と共に料理を完成させた。小学3年生の女児は「家でもお手伝いをしているけれど、今日はみんなでできて楽しかった。(ブータン料理の)シャモ・ダツィがおいしかった」と笑顔で話した。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|