山形県戸沢村の小学6年生7人と引率者が7月28日から30日まで中井町に滞在し、同町の子どもたちと一緒に地域学習や横浜観光などをして友情を育んだ。
台風12号が関東に接近するなか、戸沢村の一行は28日昼に無事到着。歓迎セレモニーで同町の小学6年生らと対面し、町内にあるメガソーラー発電所と中井中央公園を訪れた。境コミュニティセンターで夕食を囲み、夜は両町村の児童17人が布団を並べた。
翌日はバスで横浜へ向かい、県立歴史博物館と三菱みなとみらい技術館を見学。中華街での食事や横浜公園の散策なども楽しんだ。この日は中井町の小学生の家に戸沢村の子どもが宿泊した。3日目には、医療機器・医薬品メーカーのテルモで体験学習を行った。
「また会おう会」で中井町の児童代表は「友だちと夜遅くまでいろいろな話をしたり、テルモの技術を学んだりすることができた」と話し、「戸沢村に行くのを楽しみにしています」と再会を約束。戸沢村の子は「中井町で友だちをつくり、たくさんのことを学んで過ごした3日間はとても楽しかった。次の冬期交流のときはもっと交流したい」とあいさつした。
戸沢村と中井町の青少年ふれあい交流事業は今年で28回目。6年生が互いの地を訪れ、ホームステイや地域に関する学習、観光などを通して交流を図っている。冬には中井町の児童が同村で最上川の舟下りやスキー、雪国の生活を体験する。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|