大磯町国府本郷の六所神社で、9月2日に例大祭「櫛魂(くし)まつり」が催された。
相模国6神社の総社として知られる同神社では、日本神話「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治」の際に助けられた櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)を祭っている。櫛魂まつりは「くし」にちなみ、毎年9月4日前後の日曜日に斎行されている。
今年も伝統に則った「浦安の舞」や「鷺の舞」が奉納され、フラダンスや歌謡ショー、勇壮な大神輿担ぎなどで盛り上がりを見せた。また新たに、スクリーンに映した絵と雅楽の生演奏に合わせて神職が八岐大蛇退治の物語を朗読する神話語りも披露され、来場者は興味深そうに見入っていた。
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