認知症の当事者とその家族、介護の専門職、地域住民などが集う「認知症カフェ」が、二宮町の百合が丘中央商店街にあるコミュナルダイニングで10月26日に開催された。
認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指す取り組み。テーマを設けて話をしたり、講座や体操などのプログラムを組んだりする認知症カフェがある一方、「にのにんカフェ」と名付けられた同町のカフェは、参加者がお茶を飲みながらおしゃべりをして自由に過ごすのが特徴だ。
第1回のこの日は、町社会福祉協議会のケアマネージャーや民生委員、通りがかりの買い物客などが参加。認知症とともに前向きに生きるヒントを集めた「旅のことば」というカードを使った対話などで交流を図った。
地域包括支援センターの社会福祉士・三枝美和子さんは「認知症の人や介護に携わる人たちが一人で悩みを抱え込まず、横のつながりを築く場にしていきたい」と話す。
今年度は全3回の開催を予定。次回は12月1日(土)午後2時から4時まで地域支援センターそしん(山西1234の1)で開く。参加費無料。申し込み不要。問い合わせは地域包括支援センターなのはな【電話】0463・71・7085。
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