OISO学び塾「明治天皇の東幸と大磯宿」が、11月17日に大磯町立図書館で開かれ、町内外から訪れた約40人が受講した。
明治元年と2年に行われた天皇の東京行幸時の大磯の様子や出来事について、東海大学教育開発研究センターの馬場弘臣教授が解説。行列に大政奉還で時代が変わったことを民衆に意識させる意図があったことや、一行を出迎える準備に近隣の村々が人足や馬を出したこと、橋のない全ての川に船を使った橋を架けたことなどが語られ、受講者は熱心にメモを取るなど話に聞き入っていた。
馬場教授は「東幸の際、天皇が民衆と接したのは2回だけ。その一つが大磯の浜で地引網をご覧になった時で、当時の様子を伝える貴重な史料になっている」と語った。
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