大磯町国府本郷の六所神社(柳田直継宮司)で12月6日、本殿に掛かる大しめ縄が5年ぶりに掛け替えられた。全長4・3m、重さ約250kgで県内では最大級という。
六所神社では同じ祭神を祭る八重垣神社(島根県松江市)にならい、30年ほど前から本殿に大しめ縄を飾るようになった。5年ごとに新調しており、今回の大しめ縄は6代目。日本一と言われる出雲大社の大しめ縄をはじめ年間30〜40本のしめ縄を手がける「大しめ縄創作館」(同県飯南町)の職人が制作し、トラックに載せ一晩かけて届けた。
40代からしめ縄作りを続ける同館の石橋真治棟梁は「化粧縄は正面からは『ハート』、裏からは『末広がりの八』に見えるのが特徴。撚りもきつくして格好よく見えるように巻いている」と語る。
大しめ縄は職人や神職、氏子らの手で新しいものと掛け替えられ、古いものは島根県に持ち帰り土に還すという。柳田宮司は「関東一円から多くの浄財を頂き、新年を前に大しめ縄を新調できた。新しい年が良い一年になるように参拝者をお迎えしたい」と話している。
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