大磯町高麗在住の作曲家・佐野清彦さん=人物風土記で紹介=が講師を務める大磯町生涯学習サロン「たのしい・不思議・ハーモニカ世界」が、3月4日から全3回にわたり大磯町生涯学習館で開かれている。
愛用のハーモニカを持参して毎回約20人が参加。2回目の3月11日には、佐野さんのピアノ伴奏に合わせて唱歌『故郷』や『春の小川』、映画「かぐや姫の物語」の『わらべ唄』などを合奏した。「音楽はもっと自由でいい。即興で構わないので、この場で作曲して吹いてみて」という佐野さんのオーダーに、参加者が少しとまどいながらも思い思いのメロディーを奏でて応えると「今の良かったですよ」とグッドサインが出た。またこの日が東日本大震災から8年目にあたることから、応援ソングの『花は咲く』を心を込めて合奏した。
11日には中崎久雄町長も顔を出し「ハーモニカは口や肺を動かし認知症予防や誤飲防止につながるので佐野先生に講師を依頼した。皆さんもぜひ継続して健康になってください」とあいさつした。
大磯町高麗から参加した古部ヨシコさん(76)は「以前は町外のハーモニカ教室で習っていたが、通うのが大変で続けられなかった。近くでたくさんの人と演奏ができて嬉しい。これを機に大磯にハーモニカサークルが立ち上がれば、ぜひ参加したい」と感想を話した。
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