大磯テニスアカデミーに通う小・中学生5選手が、3月29日から31日まで昭和の森テニスセンター(東京都昭島市)で開催される「TOMAS CUP 第12回全国ジュニアテニスツアーチャンピオンズ大会」に出場する。
昨年2月から今年1月の間に行われた、全国各地の地区大会で優勝した選手のみがエントリーできる同大会。10歳以下から18歳以下までの年代別・男女別の10部門で競い合う。また12歳から18歳の優勝者には錦織圭選手ら世界のトップ選手を輩出してきたIMGアカデミー(米フロリダ州)のキャンプ参加特典が与えられることから、大会にかける選手たちの気迫も異なり、熾烈な優勝争いが予想される。
それぞれの目標
14歳以下女子で出場する小西花梨さん(大洋中1年)は、昨年初めて出場した同大会で無念の1回戦敗退。「調子に波があるタイプなので、良くない時でもその中でできる限り自分のテニスができるようにする。その上で1つでも多く勝ち進みたい」と雪辱を誓う。同じく2回目の出場となる日比野資史君(大磯小6年)は14歳以下男子に出場。「相手や状況に合わせて、その時に一番良いプレーをして粘り勝つ」と意気込み、前回を超える3回戦出場を目指す。
12歳以下女子には遠藤寛果さん(開成小4年)と井出璃々菜さん(桜井小4年)が挑む。前大会では2回戦で敗れた遠藤さんは「これまでの大会で勝てなかった人に今度こそ勝ちたい。どんな状況でも前向きにプレーする」、初出場の井出さんは「これまでの良いプレーを思い出しながら、その時に近い動きをできるようにする。まずは1回戦を勝ち上がりたい」とそれぞれの目標を掲げる。皆本力丸君(金目小4年)は12歳以下男子に初出場。「ピンチでもあきらめず、自分の限界を突破する大会にしたい」と力強く語った。
同アカデミーの小野峰樹ヘッドコーチは「それぞれがチャンピオンになれる可能性を秘めている。一つでも多く勝ち上がり自信をつけてきてほしい」とエールを送る。
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