花がらを摘み取る花摘み娘 ＝６月１日撮影
二宮町一色のせせらぎ公園でハナショウブが見ごろを迎えた。江戸系や肥後系など約１万株が植えてあり、濃淡の紫や白、水色の花が園内を彩る。
６月１日と２日に早乙女姿の女性による花がら摘みが行われた。咲き終わった一番花を摘んで二番花の花つきを良くするための作業。官学が連携・協力して観光振興を図ろうと、二宮町と町観光協会が協定を締結している産業能率大学の学生がボランティアで登場した。かすりの着物と赤いたすき、編み笠の出で立ちに、来園者が木道からカメラのシャッターを盛んに切っていた。
町によると、ハナショウブは今週末がピークとなる見込み。８日（土）と９日（日）にも花がら摘みを実施する。午前９時30分から11時30分まで。雨天中止。
「かながわの花の名所１００選」に選ばれている同公園ではアジサイも観賞できる。
問い合わせは二宮町観光協会【電話】０４６３・７３・１２０８。
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