子育て支援施策の一環として、中井町は国民健康保険に加入している多子世帯を対象に子どもにかかる国民健康保険税均等割の減免を実施する。県内の市町村では初めて。
18歳以下の被保険者が3人以上いる世帯に、3人目以降の子どもの均等割額を全額免除する。1人あたりの年額は、医療保険分2万1700円と後期高齢者支援金分6300円を合わせた2万8000円。2019年3月31日時点で13世帯15人が対象となる。今年度の減免総額42万円を見込む。
同町の保険税額は所得割・資産割・均等割・平等割の4項目をもとに算定。そのうちの均等割額は世帯の被保険者の人数に応じて決まる。子どもが多くいるほど保険税が増える仕組みだ。町では、減免措置によって多子世帯の経済的な負担の軽減を図ることで「中井町で子どもを産み育てていくのを支援したい」と話す。
全国で中井町と同様に第3子から均等割額を全額免除する自治体は東京都東大和市や埼玉県ふじみ野市など。愛知県一宮市は第1子から3割減免している。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|