大磯町在住の高校生3人が、同町と姉妹都市協定を結んでいる米国オハイオ州デイトン市に7月22日から8月5日まで派遣されている。
国際的視野に立ち、日本の文化や歴史を広めて相互理解の担い手となる人材の育成を目的に、大磯町国際交流協会(森杉宣夫会長)が1983年から実施している事業。国際姉妹都市のデイトン市とラシン市へ交互に高校生を派遣している。
今回派遣されたのは、岩田惇さん(横浜サイエンス・フロンティア高校2年)、鈴木智也さん(神奈川総合産業高校1年)、山口葵さん(茅ケ崎高校2年)。出発前の7月13日に町保健センターで3人の歓送会が開かれた=写真。
歓送会では森杉会長や栗原匡賢副町長などから激励の言葉が送られ、3人は「数学ゲームなどを通じて積極的に交流し、現地で発見したことや学んだことを持ち返って自分の成長につなげたい」(岩田さん)、「剣道のもつ人格形成や感謝の心を伝えてきたい」(鈴木さん)、「着物を着て味噌汁を作るなど日本の文化を伝えながら有意義な2週間にしてきたい」とそれぞれの抱負を語った。
3人はデイトン市の一般家庭にホームステイしながら市庁舎や現地の大学、博物館などを見学し、姉妹都市提携50周年記念式典にも参加する。
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