近現代の政治史に名を残す元勲7人を祭る「七賢堂」の特別開扉が、大磯城山公園の旧吉田茂邸地区で9月21日(土)から23日(月・祝)まで行われる。午前10時から午後4時まで。入場無料。
七賢堂の堂内には伊藤博文や西園寺公望、吉田茂など大磯町ゆかりの首相をはじめ、岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸孝允の写真が掲げられているが、普段は公開されていない。吉田茂の誕生日である9月22日にちなみ、3日間限定で公開する。当日は大磯ガイド協会の会員による現地説明もあり。
特別講演会
2019年3月に七賢堂と兜門、サンルームが国登録有形文化財(建造物)に登録されたことを記念して、9月23日に記念講演会「『政界の奥座敷』 大磯の別荘群からみた近代史 ―伊藤博文から吉田茂まで―」が同地区管理休憩棟で開かれる。午後1時30分から3時まで。参加無料。
当日は京都大学公共政策大学院教授で日本近代政治外交史が専門の奈良岡聰智さんが講師を務め、七賢堂を切り口に伊藤博文と吉田茂を取り上げ、近代に別荘地として発展してきた大磯の特徴などについて語る。
申し込みは9月3日(火)から電話で受け付ける。先着60人。大磯町郷土資料館【電話】0463・61・4700へ(受付は午前9時から午後5時まで)。
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