平塚農業高校と平塚商業高校の再編・統合をめぐり、県は開会中の9月定例会に県立高校等の設置に関する条例の一部改正案を上程した。定例会の最終日となる10月16日に改正案が可決されると、新校「県立平塚農商高等学校」の設置が正式に決まる。
県高校教育課によると、農業高校の敷地内に建設される新校舎「商業教育棟」の建設は紅梅・大旭特定建設工事共同企業体が落札し、請負契約額は8億3155万円。今定例会を経て本契約が結ばれる運びで、議決から7日以内に着工、来年4月に開校する。
平塚農商高校の開校は当初、2019年度の予定だったが、農業高校の敷地内で土器や遺構が出土し、県が埋蔵文化財が密集していると判断したことから、建設が1年延期となっていた。
一方、商業高校の定時制が移行する高浜高校では新校舎の建設が進められている。完成は来年4月の開校後にずれ込む見通しで、当面は全日制の校舎を間借りして定時制の授業が行われる。定時制の移行後も校名の変更はない。
商業高校の跡地利用については未定。
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