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薄田社長の良心リフォーム塾〈第18回〉 屋根のメンテを忘れずに
(有)リョウシンリフォームの薄田大輔社長によるリフォーム塾。今回は屋根のメンテナンスの重要性について語った。
――葺き替え工事について教えてください。
「屋根の構造は、1尺5寸間隔の骨組みである『垂木』の上に野地板と防水シートを敷き、その上に瓦やカラーベストといった屋根材を葺きます。
最近主流のカラーベストは、下地である野地板に釘を打って固定するため、経年で野地板や防水紙の穴が広がると雨漏りを招きます。瓦は耐震の観点から重量が難点です。
そこでお勧めの屋根材は軽量で錆びにくいガルバリウム鋼板です。当社では、職人が手作業で鋼板を切り曲げて寸法をあわせ、垂木の部分だけに釘を打って固定する工法を採用し、野地板の釘穴からの浸水を防ぎます。古いカラーベストの上に鋼板を被せる手間の少ない重ね葺きも可能で、比較的安価に施工できます」
――台風による屋根補修の依頼はどうでしたか。
「棟(屋根の面と面の接する部分)の鈑金が飛ぶ、剥がれるケースが多いです。風雨や温度差による釘の錆びや貫板の腐食などが原因で、20年に一度は点検しておくべきでしょう。屋根も30年が葺き替え時期の目安です。
雨漏りするほどの状態は、水の浸食で腐食した野地板から交換する必要にも迫られかねず、費用もかさみます。台風が大型化する中、事前の点検が望ましいです。当社でも屋根の無料診断を実施していますので、お気軽にお問い合わせください」
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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