立春前日の2月3日に各地の神社で節分行事が催され、災禍除けと1年の福を求めて多くの参拝者が詰めかけた。
大磯町の六所神社で行われた節分祭では、町長や県議ら来賓と今年の福男・福女が神楽殿に立ち、「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて空高く福豆をまいた。袋に入った豆には賞品と交換できる番号が書かれており、運よく福豆をキャッチした参加者は歓声を上げて喜んだ。「福」を掴んでご満悦の5歳男児の母親は「今年は良いことがありそうです」と笑顔を浮かべた。
二宮町の川勾神社でも追儺(ついな)の神事などが行われた。災いをもたらそうと雄たけびをあげて現れた赤鬼と青鬼を陰陽師が「汝らのおわす所にあらず」と説得。村田邦子町長や神職らが豆をまいて鬼を退散させた。直垂(ひたたれ)姿の射手が鬼の面を描いた東西2枚の板を目掛けて弓を引き、みごと射落とすと、参拝者から大きな歓声が湧いた。
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