春の火災予防運動最終日の3月7日、二宮町一色にある介護老人福祉施設メゾン・二宮で消防訓練が行われた。町消防本部と消防署、消防団、同施設の自衛消防隊から約100人が参加。火災発見から通報、避難、消火、鎮火までそれぞれが取る一連の行動を確認し、連携強化を図った。
訓練では、新館のボイラー室から出火し、強風により建物西側の山林に延焼したことを想定。施設職員が火災に気付いて119番通報を行い、消火器で初期消火を試みた。駆け付けた指揮隊は出火場所や負傷者の有無、施設利用者の避難誘導の状況などを職員に確認。消防隊員らが消火栓につないだ3本のホースで放水した。
訓練の様子を村田邦子町長や町議会議員、地元の地区長が見学した。新型コロナウイルスの感染を防ぐために、消防隊が施設内に入る避難訓練は取り止めになった。
小椋淳喜消防長は講評で「このような訓練を積み重ね、町の安全・安心を守るための努力を続ける」と述べた。施設を運営する社会福祉法人一燈会の山室淳理事長は「地域の皆さんのご協力に感謝し、日頃から災害対策をしっかりとやっていきたい」と話した。
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