テーブルが撤去されたラディアンのラウンジ
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために休館していた二宮町の生涯学習センターラディアンや町立体育館などが、７月１日から再開した。利用人数や設備などに一部制限があり、町が策定した感染症対策のガイドラインに沿って利用する。
ラディアンでは収容定員５３１人のホールの入場者の目安を１００人に設定。マスクを着けて舞台を使用する場合、２ｍ四方の間隔を確保できるよう25人までステージに立てる。ミーティングルームと保育室などの部屋も利用人数を縮小。ラウンジとロッカー、給湯室の共有スペースは当面の間、利用不可とする。
町は６月以降、老人憩いの家などの公共施設を徐々に再開。町民センター、ともしびショップ「なのはな」、子育てサロン、武道館などは今月から使えるようになった。山西プールは今夏も開放し、８月31日まで利用できる。
いずれの施設でも利用者は町のガイドラインをもとにマスクの着用と手洗い、対人距離の確保、部屋の換気と消毒、団体利用時の利用者全員の名簿作成などを行う。町は「感染予防に協力をお願いします」と呼びかけている。
町民温水プールについては、８月31日まで閉鎖を予定している。
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