特殊詐欺の被害を未然に防いだ功労があったことから、大磯警察署は8月3日、セブンイレブン二宮中央店に感謝状を贈った。
「電子マネーの使い方が分からない様子なのに、それを買うのはおかしい」。7月24日、高齢男性が高額の電子マネーを買い求めた際、店長の山岸公予さんと大学生アルバイトの山口航汰さんは不審に思い、客に購入理由などをたずねた。
山岸さんたちから報告を受けた同店オーナーの廣瀬敬冶さんは男性に対して、店に留まってもらえるよう依頼。警察へ連絡し、その後、パソコンのウイルスを除去するための費用請求を偽った特殊詐欺であることが判明した。
日原修署長は「新型コロナウイルスの影響で街頭での啓発活動や警察官による巡回連絡ができず、歯痒い思いがある。詐欺に気付き、見事な連携で対応していただき、有り難い」と謝意を伝えた。廣瀬さんは「詐欺の被害をなくすためにIDがないと購入できないというような、電子マネーが悪用されない仕組みが必要」と話した。
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