大磯町は、妊娠と出産、子育てに関する相談や情報・サービスの提供を行う「いそさぽ赤ちゃん相談室」を保健センター内に設けた。母子保健コーディネーターの保健師と助産師、歯科衛生士が妊産婦やその家族に対応。保健所などの専門機関とも連携を図り、ワンストップで育児を総合的にサポートする。
不妊や子の発達などに関する悩み、子育ての協力者がいないといった不安、保育園選びなどについて幅広く相談を受ける。母子健康手帳の交付時には出産までのセルフプランを作成。心身が不安定になりやすい出産直後に必要に応じて、母親の健康管理や子どもの発育状態の確認、育児アドバイスをする産後ケアを取り入れているのが特徴。デイサービスと家庭訪問の二つの方法があり、出産後1年以内に6回まで利用できる。
また、土曜日に集団で実施していた赤ちゃんの沐浴教室を平日に個別でも開催。10月8日には1組の夫婦が訪れ、新生児と同じ重さの人形を使って沐浴のさせ方を助産師から学んだ。
「おしゃべりをして楽になることもあるので、気軽に相談してほしい」と町スポーツ健康課の担当者。相談室の利用時間は平日午前8時30分から午後5時15分まで。問い合わせは同課【電話】0463・61・4100。
町は10月から新生児聴覚検査とロタウイルス感染症の定期予防接種、産婦健診、産婦歯科健診を始めた。
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