毎年1月に開催されてきた「大磯の左義長」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため今年の開催中止が決定している。その一方で、この伝統行事を地域で保存・継承していくための支援活動が続けられている。
担い手の高齢化や資金難で継続が困難になっている左義長のため、NPO法人大磯だいすき倶楽部では、2015年から木札による支援活動を実施。500円以上の寄付をした人に、大磯・東光院の薬師如来に家内安全や無病息災などを祈願した「大磯 左義長」の刻印入りの木札と福銭を進呈し、全額を大磯左義長保存会に寄付している。同倶楽部の坂本桂太朗理事長は「中止は残念だが、左義長を来年以降も存続させるための支援の輪づくりは止めない。皆様のご協力をお願いします」と呼びかけている。
木札は、大磯駅前観光案内所など大磯町内25カ所の協力店舗で取り扱っている。
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