町立二宮中学校(松本雅志校長)で冬の風物詩のイルミネーションが点灯されている。保護者や地域住民などで組織する同校の学校運営協議会が昨年12月に設置した。校舎の北側壁面とフェンスに青を基調にした光が輝く。3つの山をかたどったような明かりには、長さ30mのロープライト3本を使用したという。
PTA会長の藤原直彦さんが、12月の学校運営協議会の会合で点灯を提案した。一色小学校で地域の人々が児童のためにクリスマスのイルミネーションをつけたことを知ったのがきっかけ。協議会で話し合い、地域との連携強化や防犯にも役立つと、同月13日の日曜日にPTA役員と地域住民、生徒有志が協力して取り付けた。
「何より新型コロナウイルスによる重苦しい雰囲気を吹き飛ばしたかった」と藤原さん。ライトの青色は、感染症患者の治療に尽力する医療従事者への感謝の気持ちを表している。毎週木曜日の午後8時に建物を青い光で照らし、医療関係者へ感謝を示す運動が昨年春に英国のロンドンで始まり、世界的に広まった。
二宮中学校のイルミネーションは1月まで、平日の日没から午後7時ごろまで点灯する予定。
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