中井町は2月10日、健康課内に新型コロナウイルスのワクチン接種推進チームを設置した。課長と健康づくり班長、課員3人の計5人で構成。接種方法の検討や住民への情報発信、医療機関との連絡・調整などの業務にあたる。
同町を含む足柄上郡5町の集団接種は、大井町総合体育館をメイン会場として実施する方向で調整を進めているという。杉山祐一町長は「足柄上地域の医療提供体制や中井町の地域性、町民の生活圏などを踏まえ、ワクチン接種体制の確保に努める」と話す。
また、中井町議会は2月15日に臨時会を開き、ワクチン接種に関連する費用の補正予算を可決した。2020年度の一般会計歳入・歳出予算にそれぞれ667万6千円を追加する。接種クーポン券印刷費87万円、予約システム経費198万円、コールセンターの設置と運営委託料159万円などが計上された。
窓口に発券機
新型コロナ感染症対策の一環として町は、役場庁舎1階の税務町民課窓口に受け付け番号の発券機を設置した=写真。窓口の混雑緩和を図り、「密」が生じるのを防ぐ。来庁者のプライバシー保護にも配慮することができ、個人名ではなく、番号で呼ぶ方法に改めた。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|